細かなデータと豊富な写真で山行を綴るブログです。
ここまで細かくデータを掲載しているブログは数少ないのではないでしょうか。
辿ることのできるブログ初期からスタイルは変わらず、登山を楽しむ人にとって、これ以上ない参考データとなっているはずです。
寡黙な印象と饒舌な山の知識
ご本人を知らずに全くの想像でしかない前提ですが、このブログからは管理人さんの寡黙な様子が感じられました。
その正反対に山のことを語り始めれば、豊富な登山歴と難コースの経験から、言葉が湧き出てくるのではないかと思います。
こういった方とは山頂や山小屋で話すと、登山の話しを楽しませてくれ、また知らない山への興味をそそらされます。
ブログの本文に書いてあること以上に、コメントの返信から管理人さんの様子をうかがう事ができます。
自ら語ると言うよりは、聞き手が呼び水となって言葉が語られる印象です。
登る山は中日本が中心
豊富な登山記事とともに計画や、これまで登った記録を地図にプロットして掲載しています。
やはり人気の高い北アルプス南北は目立ちますが、それ以外にも八ヶ岳や白山周辺にも登っている記事が目に入ります。
また住んでいるところが近いのか、鈴鹿山脈や滋賀県、奈良県などの山も掲載され、登山ブログとしてはあまり見かけない山が載っているのも特徴的です。
知名度ではアルプスや八ヶ岳が高いですが、近畿周辺にも登るべき名山は多く、それらの山々が紹介されていることは非常にありがたくもあります。
数多くの登山道を様々なパターンで登っている様子が伺え、登ることを前提にこのブログを見ると、準備の楽しみが増していくでしょう。
豊富なデータと写真
このブログを見て、まず目を惹かれるのは登山中のデータが詳細に記されているところです。
どの地点へどれくらいの時間で到達したのか、そこは標高がどれくらいなのか。
累積標高や歩行距離などの定番ともいえるデータだけではなく、実際に歩いた時間と標高まで記載をした生のデータがあります。
実際、データを気にせずに山に登っている人も多いとは思いますが、初めての山や単独で向かう場合は、どこで時間を気にするべきか、体調や体力の様子を見るべきか、調べておいて無駄なことはありません。
中には地図すらも持たずに初めての山へと向かう人もいるくらいですので、情報を入手しやすいブログで細かく掲載があることは非常に参考になります。
数多く載っている写真は、最近のブログとしてはサイズが小さく、少し以前の年代を感じます。
ここから管理人さんはインターネットに古くから親しんでいる年長者ではないかと推測されます。
自身の記録を克明に記すというのは思い出を残すというだけではなく、これから向かっていく人に対しても優しさのあるブログになります。
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