1. 登山サイトを集めてみました
  2. 乗り物で行ける北アルプス唐松岳!これはもう行くしかない!

乗り物で行ける北アルプス唐松岳!これはもう行くしかない!

北アルプスの山へ行こうと思ったとき、最初に何を考えるでしょうか。

標高?

登山口までの距離?

登山時間?

それとも、どれくらい大変なのか?

北アルプスと聞いただけで「ちょっと大変そう」と思う人もいるかもしれません。

ところが、そんなイメージを大きく裏切ってくれる山があります。

唐松岳です。

しかも唐松岳には、とんでもなく便利な特徴があります。

なんと、登山口に近いところまで乗り物で上がることができるのです。

八方尾根の入口からゴンドラに乗り、さらにリフトを乗り継いでいく。

自分の足で標高を上げる前に、乗り物がかなりのところまで連れて行ってくれます。

「北アルプスなのに?」

と思ってしまいます。

でも、本当です。

もちろん最後は自分の足で歩きます。

それでも、最初から延々と登山道を登っていく山とは大きく違います。

しかも、その先に待っているのが北アルプスの絶景です。

これはもう、

行かない理由がありません。

北アルプスに登ってみたい。

でも、いきなり長時間の登山はちょっと不安。

そんな人にこそ、唐松岳を知ってほしいと思います。

唐松岳は「北アルプスへの入口」としてすごい

唐松岳は、長野県白馬村と富山県黒部市に近い北アルプスの山域にあります。

標高は2,696m。

3,000mには届きません。

しかし、標高だけを見て「それほど高くない」と思ってはいけません。

唐松岳から見える景色は、完全に北アルプスです。

白馬三山。

五竜岳。

鹿島槍ヶ岳。

剱岳。

立山連峰。

周囲には北アルプスを代表する山々が並んでいます。

そして、その景色を見るためのアプローチが非常に特徴的です。

スタート地点は白馬村の八方。

ここから八方アルペンラインを利用します。

ゴンドラとリフトを乗り継いで、八方池山荘付近まで上がることができます。

つまり、

「北アルプスに登るぞ!」と意気込んで山道を登り始める前に、まず乗り物で山の上へ行ける。

これが唐松岳の大きな魅力です。

ゴンドラに乗るところから、もう楽しい

八方尾根から唐松岳へ向かう登山は、いきなり登山道から始まりません。

まずはゴンドラです。

八方ゴンドラリフト「アダム」に乗り、さらにアルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトと乗り継いでいきます。

ここがすでに楽しい。

車で登山口まで行って、そこから黙々と歩き始める。

それが普通の登山だと思っていたら、唐松岳はちょっと違います。

ゴンドラから眺める景色。

リフトに乗ってどんどん標高が上がっていく感覚。

「これから山に登る」というより、

「山へ遊びに行く」

という感じがします。

そしてリフトを降りたところから、いよいよ自分の足で歩き始めます。

この時点ですでに標高はかなり高い。

これが唐松岳のすごいところです。

八方池までは観光気分でも行ける

リフトを降りてから最初の大きな目的地が八方池です。

八方池は、八方尾根の代表的な景勝地。

条件が良ければ、池の向こう側に白馬三山などの山々が映り込みます。

登山者だけの場所ではありません。

八方池までなら、比較的多くの観光客が訪れます。

つまり、

「北アルプスに登る!」

と気合いを入れなくても、

「まず八方池まで行ってみる」

という楽しみ方ができます。

ここが唐松岳の素晴らしいところです。

登山に興味はある。

でも、いきなり何時間も歩くのは不安。

そんな人なら、まず八方池を目指してみる。

景色を見て、

「もう少し先まで行ってみたい」

と思ったら、その先へ進めばいい。

唐松岳への道は、そんなふうに段階を踏んで楽しむことができます。

そして八方池からが本番

もちろん、八方池まで行って「唐松岳に登った」とはいえません。

ここから先が登山です。

八方池を過ぎると、観光地としての雰囲気が少しずつ薄れていきます。

登山道を進み、尾根を歩いていきます。

途中には丸山ケルンがあります。

そして、その先に唐松岳頂上山荘があります。

そこまで来れば、山頂はもう目の前です。

ここまで来ると、周囲の景色もさらに大きく変わります。

振り返れば歩いてきた八方尾根。

その向こうには白馬村。

反対側には五竜岳。

そして遠くには、剱岳や立山連峰。

山を登っているというより、

北アルプスの展望台を歩いているような感覚

になってきます。

「乗り物で行ける」といっても、楽勝ではありません

ここは勘違いしてはいけないところです。

唐松岳は「乗り物で行ける北アルプス」ですが、

「乗り物で山頂まで行ける北アルプス」ではありません。

当然です。

最後は自分の足で歩きます。

八方池から先はしっかり登山です。

距離もあります。

標高差もあります。

天候が悪ければ条件は変わります。

夏でも山頂付近では天候が急変する可能性があります。

そして、標高2,696m。

平地とは環境が違います。

「ゴンドラとリフトがあるから簡単」

と考えるのは危険です。

ただし、

「乗り物を使うことで、北アルプスの核心部に近い場所まで効率よく上がれる」

という意味では、唐松岳は非常に魅力的です。

登山に慣れている人にとっても、これは大きなメリットです。

日帰りできる北アルプス

唐松岳のもう一つの魅力が、日帰り登山がしやすいことです。

一般的な登山では、

登山口まで行く。

登る。

山小屋に泊まる。

翌日下山する。

という計画になる山も少なくありません。

ところが唐松岳の場合、八方アルペンラインを利用することで、かなり効率よく標高を稼ぐことができます。

そのため、日帰りで唐松岳を往復する登山計画も一般的です。

もちろん、体力や天候、季節によって難しさは変わります。

リフトの営業時間もあります。

「日帰りできる」と「誰でも簡単に登れる」は別の話です。

しかし、北アルプスで日帰り登山を考えるなら、唐松岳はかなり魅力的な候補になります。

何より、

朝から登って、その日のうちに下りてこられる。

これは大きい。

遠方から来る場合でも計画を立てやすくなります。

しかも景色がものすごい

唐松岳をおすすめしたくなる最大の理由は、やはりこれでしょう。

景色です。

八方尾根を歩き始めた時点から、周囲の山々が見えます。

そして標高を上げるにつれて、その景色がどんどん大きくなっていきます。

白馬三山。

五竜岳。

鹿島槍ヶ岳。

立山連峰。

剱岳。

名前を並べているだけでも、北アルプスの名峰がずらりと並んでいます。

しかも、自分が歩いている尾根そのものが展望の良い場所です。

樹林帯の中を延々と歩いて、山頂に着いた瞬間だけ景色が開ける。

そんな登山とは違います。

歩いている途中からずっと景色が楽しい。

これは唐松岳の大きな特徴です。

「北アルプスに登った!」という満足感

唐松岳の標高は2,696m。

北アルプスの中には3,000mを超える山がたくさんあります。

それでも唐松岳に登れば、

「北アルプスに登った!」

という実感は十分に得られると思います。

むしろ、北アルプス初心者にとっては非常に贅沢な山です。

アクセスが良い。

乗り物が使える。

日帰りしやすい。

景色がいい。

そして山頂からは北アルプスの名峰が見える。

これだけ条件が揃っている山は、そう多くありません。

「いつか北アルプスに行ってみたい」

と思っているなら、

いつかって、いつでしょうか。

来年でしょうか。

もう少し体力をつけてからでしょうか。

装備を揃えてからでしょうか。

もちろん準備は必要です。

でも、唐松岳なら「いつか北アルプスへ」という夢を、かなり現実的な計画に変えることができます。

夏だけではない唐松岳

唐松岳は夏のイメージが強い山です。

しかし、八方尾根は四季によって大きく表情を変えます。

春。

雪が残る山々を眺めながら、八方尾根を上がっていく。

夏。

緑の尾根と青空、その向こうに白い雪を残した山々。

秋。

八方尾根が色づき、紅葉の向こうに北アルプスの岩峰が見える。

そして冬。

一面の雪山になります。

ただし、冬の唐松岳は夏とはまったく別の山です。

ゴンドラやリフトが動いているからといって、夏と同じ感覚で登れるわけではありません。

雪山装備や経験が必要になります。

つまり、

「乗り物で行ける」という魅力は、季節によって意味が変わる

ということも覚えておきたいところです。

こんな人に唐松岳をおすすめしたい

唐松岳は、特にこんな人に向いていると思います。

「北アルプスに一度登ってみたい」

「3,000m級の山に興味があるけれど、いきなりは不安」

「できれば日帰りで北アルプスを楽しみたい」

「登山だけでなく、景色も楽しみたい」

「家族や友人と北アルプスへ行ってみたい」

「山頂からたくさんの名峰を見てみたい」

こんな人には、かなり魅力的な選択肢です。

もちろん、登山経験や体力、天候などを考えて計画する必要があります。

でも、

「北アルプスはまだ早い」

と最初から諦めてしまう必要はありません。

唐松岳という選択肢があります。

乗り物を使うことは、ズルではない

登山をしていると、

「できるだけ自分の足で登る」

ことに価値を感じる人もいます。

それはもちろん、登山の楽しみ方の一つです。

でも、ゴンドラやリフトを使うことは、決してズルではありません。

登山にはいろいろな楽しみ方があります。

限られた時間の中で山を楽しむ。

体力を別の場所に使う。

景色を楽しむ時間を増やす。

家族や友人と山へ行く。

そして何より、

山へ行くきっかけを作る。

乗り物を使って山へ近づけるなら、それを利用すればいいのです。

山頂までのすべてを自分の足で登ることだけが登山ではありません。

「北アルプスに行きたい」なら、唐松岳へ

北アルプスに興味がある。

でも、どこへ行けばいいのか分からない。

そんな人に、

「まず唐松岳へ行ってみては?」

と言いたくなります。

八方からゴンドラに乗る。

リフトに乗る。

降りたら八方尾根を歩く。

八方池を見る。

尾根をさらに進む。

山々を眺めながら歩く。

そして唐松岳の山頂へ。

そこから見る景色は、間違いなく北アルプスです。

白馬三山がある。

五竜岳がある。

剱岳がある。

立山連峰がある。

その景色を、2,696mの山頂から眺めることができます。

こんなに「北アルプスへ行った」という満足感を得やすい山があるのなら、利用しない手はありません。

ぜひ行ってください!

唐松岳について調べていると、どうしても「アクセスがいい」「日帰りできる」「ゴンドラとリフトが使える」といった便利さに目が行きます。

でも、それだけではありません。

唐松岳の本当の魅力は、

楽に近づけるのに、そこから先はちゃんと北アルプスが待っていること

だと思います。

乗り物で標高を稼いだ先に、八方尾根がある。

八方池がある。

その先に北アルプスの稜線がある。

そして最後には唐松岳の山頂がある。

便利なのに、ちゃんと山です。

アクセスしやすいのに、ちゃんと絶景です。

日帰りできるのに、ちゃんと「遠くまで来た」という気分になります。

これって、かなりすごいことではないでしょうか。

「北アルプスに登ってみたいけれど、自分にはまだ早い」

そう思っているなら、一度唐松岳を調べてみてください。

「ゴンドラとリフトで行けるなら……」

と思ったら、もう一歩です。

もちろん天気を確認して、必要な装備を整えて、無理のない計画を立てて。

そのうえで、

ぜひ行ってください。

いや、本当に。

行かないのは、ちょっともったいない。

北アルプスには、歩かなければ見られない景色があります。

そして唐松岳なら、その景色へ向かうハードルを、乗り物が少し下げてくれます。

「いつか北アルプスへ」ではなく、

「次の休みに唐松岳へ行ってみよう」

くらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

ゴンドラに乗って、リフトに乗って、そこから自分の足で歩く。

そして最後に、北アルプスの真ん中で振り返る。

その瞬間、

「来てよかった!」

と思えるはずです。