1. 登山サイトを集めてみました
  2. 信頼する山道具たち

信頼する山道具たち

http://taka615.blog.fc2.com/

信頼する山道具たち

「信頼する山道具たち」は、松本市在住のtakaさんが運営する登山ブログです。サイト名のとおり、山道具の紹介と登山日記を中心にしていますが、実際にサイトを見ていくと、道具だけを紹介するブログではありません。

プロフィールには、里山から3000m級の山まで、1年を通じて毎週末に山へ出かけ、長距離の日帰り登山やテント泊、トレランレースなどを楽しんでいることが書かれています。

そのため、このブログの面白さは「何を買えばいいか」を教えることよりも、実際にかなり山へ行っている人が、どんな道具を使い、どんな山を歩いているのかを見ることができるところにあります。

毎週末の山が、そのまま記録になっている

このブログでまず目を引くのは、山行の多さです。

掲載されている記録を見ると、槍ヶ岳、剱岳、奥穂高岳、水晶岳、白馬岳、鹿島槍ヶ岳など北アルプスの主要な山々を歩いているだけではありません。

八ヶ岳、富士山、丹沢、北海道の山などにも足を伸ばし、さらに光城山、守屋山、京ヶ倉といったホームマウンテンも繰り返し歩いています。

しかも、その山行には「日帰り」という言葉が非常に多く登場します。

新穂高から槍ヶ岳、剱岳早月尾根、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根、水晶岳など、一般的には泊まりで計画する人も多いコースを日帰りで歩いている記録が並びます。

ここまでくると、単に「登山が趣味」というより、山へ行くことそのものが生活の一部になっている人の記録という印象です。

かなりストイックな山歩き

特に興味深いのは、その歩き方です。

たとえば光城山では山頂までの往復を何度も繰り返し、2016年には8往復に挑戦しています。また爺ヶ岳の柏原新道を2往復する記録もあります。

一般的な登山者からすると、「そこまでして歩くのか」と思ってしまうような山行です。

しかし、こうした記録があるからこそ、使っている道具の説得力も増しています。

長距離を歩く人が何を使うのか。

雪山へ行く人がどんな装備を選ぶのか。

テント泊をする人が何を持っていくのか。

カタログだけでは分からない部分を、実際の山行と一緒に見ることができます。

山道具へのこだわりが非常に強い

このブログでもっとも特徴的なのが、やはり山道具です。

カテゴリーを見ると、ピッケル、スノーシュー、スノーショベル、冬用グローブ、アイゼン、冬靴、レインウェア、ダウン、バラクラバ、ツェルト、テント、マット、ヘッドライト、ザック、トレランシューズなど、非常に細かく分類されています。

しかも、単に「おすすめの登山用品」を並べているわけではありません。

「自分の相棒たち」として、実際に使っている道具を一つひとつ紹介しています。

ファイントラックのソフトシェル、グリベルのピッケル、MSRのスノーシュー、山専ボトル、モンベルのウェアなど、かなり具体的です。

この「自分が使っているもの」という切り口が、このサイトの大きな強みです。

道具を買う前に読むブログではなく、使った後を見るブログ

登山用品の情報サイトでは、「この商品はおすすめです」という紹介が多くなります。

それに対して、このブログでは、

「自分はこれを山へ持って行っている」

という事実が先にあります。

これは意外と大きな違いです。

たとえば日帰り登山では必ず山専ボトルとカップヌードルをザックに入れていると書かれており、その実際の山頂でカップヌードルを食べている写真まで「カップヌードルアルバム」としてまとめられています。

こういうところが、いかにも個人ブログらしくて面白い。

道具のスペックを説明するだけではなく、その道具を持って山へ行った結果として何が起きたのかまで見ることができます。

カップヌードルがひとつの個性になっている

このサイトで特に印象に残るのが、「カップヌードルアルバム」です。

2014年から2016年頃の山行記録を見ていくと、槍ヶ岳、剱岳、白馬岳、水晶岳、富士山、八ヶ岳、北アルプス大縦走など、かなり本格的な山行の中にカップヌードルが登場します。

普通なら山行記録の中の小さなエピソードで終わるところを、ひとつのカテゴリーにしてしまう。

これが非常に面白いところです。

難しい山を歩いていても、山頂でカップラーメンを食べる。

その写真が並んでいることで、ハードな登山記録に少し親しみやすさが加わっています。

「100名山日帰り最難関レベル」といった山行の記録の横に、「山頂カップヌードル」という楽しみがある。

この組み合わせによって、単なるストイックな登山者ではなく、山で自分なりの楽しみを見つけている人として管理人の姿が見えてきます。

北アルプスを知る人の登山記録

松本市に住んでいるということも、このブログを特徴づけています。

北アルプスを身近に感じられる場所に住み、毎週末のように山へ出かける。

そのため、槍ヶ岳や穂高、蝶ヶ岳、燕岳、常念岳、鹿島槍ヶ岳など、北アルプスの記事が非常に充実しています。

さらに、単発の山行だけではなく、

「北アルプス大縦走」
「北アルプス表銀座」
「槍穂縦走」
「上高地~涸沢」
「新穂高~鷲羽岳」

といったまとまりでも整理されています。

北アルプスを歩いてみたい人にとって、こうした記録の蓄積はかなり興味深いものです。

「信頼する」というサイト名が、そのまま内容になっている

このブログのタイトルは「信頼する山道具たち」です。

この名前だけを見ると、山道具のレビューサイトのように感じます。

しかし実際には、山道具を紹介するために山へ行っているのではありません。

毎週のように山へ行き、長距離を歩き、雪山へ入り、テント泊をして、その中で使い続けてきた道具が「信頼する山道具」になっている。

この順番が重要なのだと思います。

道具の情報を読むだけでも参考になりますが、その道具を使っている人が、どんな山をどんな歩き方で楽しんでいるのかまで分かる

そこに、このブログならではの説得力があります。

もちろん、現在のサイトは古いFC2ブログらしい構成で、情報量が非常に多く、初めて訪れた人には少し圧倒されるところもあります。

それでも、カテゴリーを掘り下げていくと、ひとりの登山者が長い時間をかけて積み重ねてきた山行と道具の記録が出てきます。

山道具を買うためだけに見るのではなく、**「この人は、この道具を持って、こんな山を歩いているんだ」**という視点で読むと、非常に面白いブログです。

そして何より、毎週末のように山へ出かける生活そのものが、記事の一番の説得力になっています。

「信頼する山道具たち」新着記事

RSS
http://taka615.blog.fc2.com/?xml