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なおさんの登山ネット

https://naohiro-tozan.net/

なおさんの登山ネット

関東近郊の山を中心に、実際に歩いた山行を記録している登山サイトです。

このサイトを見てまず感じるのは、登山情報を整理して提供することよりも、自分が歩いた山の記憶を残すことに重きを置いているところです。

山の紹介やコース情報も掲載されていますが、それ以上に目立つのは、実際の山行の様子です。

どこから歩き始めたのか。

そのときの天候はどうだったのか。

登山道はどんな状態だったのか。

途中で何を感じたのか。

そうした一つひとつが写真と文章で残されています。

身近な山を繰り返し歩く

掲載されている山を見ると、奥多摩、奥武蔵、秩父、丹沢など、首都圏から比較的アクセスしやすい山が多くあります。

もちろん遠方の山も登場しますが、サイト全体から感じられるのは、「わざわざ遠くへ行かなければ登山ではない」という雰囲気がないことです。

仕事や生活の合間に行ける山へ出かける。

天気や季節を見ながら行き先を決める。

そして、その日の山歩きを楽しむ。

そうしたスタイルが記事から伝わってきます。

同じ山でも季節によって違う

身近な山を何度も歩くと、同じ場所でも見えるものが変わってきます。

春には花が咲き、夏には緑が濃くなり、秋には紅葉し、冬には景色が大きく変わる。

このサイトでも、山頂からの展望だけでなく、途中の登山道や木々、季節の風景が写真に残されています。

これは一度きりの「山頂到達記録」とは違う面白さです。

その山を何度も歩いた人だからこそ見えてくるものがあります。

登山道の写真が多い

写真を見ると、いわゆる「映える山岳写真」だけを狙っているわけではありません。

登山道そのものの写真が多く、道の雰囲気や斜面の状態、分岐なども記録されています。

こうした写真は派手ではありません。

しかし、登る側からすると非常に参考になります。

初めて行く山では、山頂からの景色よりも、

「実際にはどんな道なのか」

のほうが気になることがあります。

写真で登山道の様子が分かれば、自分が歩くときのイメージを持つことができます。

その意味では、個人の山行記録でありながら、実際に歩く人にとって役立つ情報も自然に蓄積されているサイトです。

「歩いた人だから書ける」情報

登山地図や一般的なガイドでは、どうしても説明しきれないことがあります。

道が思ったより細い。

急登が続く。

木の根が多い。

分岐が分かりにくい。

山頂直前だけ急になる。

こうした感覚的な情報は、実際に歩いた人でなければ書けません。

naohiro-tozan.netの記事にも、そうした「現地で感じたこと」が残されています。

これは個人登山サイトの大きな価値です。

写真を眺めながら山行を追える

記事の構成も、文章だけを読むというより、写真を追いながら山を歩いていくような作りになっています。

登山口から始まり、登山道を進み、途中の景色を見て、山頂へ到着する。

その流れが写真で分かります。

そのため、記事を読み終えるころには「この山へ実際に行ってきた」という感覚が残ります。

山頂の写真だけを並べた写真集とは違い、山頂へ至るまでの時間が記録されているからです。

有名な山だけを追いかけない

個人的に面白いと感じるのは、誰もが知っている山だけを選んでいるわけではないところです。

奥多摩や秩父などには、全国的にはあまり知られていない山が数多くあります。

しかし、首都圏の登山者にとっては非常に身近で、何度も歩く価値のある山です。

こうした山を丁寧に記録していることで、検索している人が、

「こんな山があったのか」

と知るきっかけになります。

有名な百名山を紹介するサイトとは違い、日常の延長にある山の魅力を伝えているところが、このサイトの個性になっています。

個人の記録だからこその文章

文章も、登山専門誌のように整えられたものではありません。

その日の出来事や感想が自然に入っていて、書き手が山を歩いている様子が見えてきます。

天気が良ければその喜びがあり、予想外のことが起きれば、そのことも記録される。

「この山はおすすめです」と一方的に評価するのではなく、自分はこう歩いて、こう感じたという書き方になっています。

この距離感が読みやすいところです。

読者に山を勧めるというより、「私はこんな山を歩いてきました」と見せている。

だから押しつけがましさがありません。

登山を長く続けている人の記録

こうした個人サイトは、記事を一本だけ読むよりも、過去の記事まで遡ったときに面白さが出てきます。

最初のころに歩いていた山。

その後に挑戦した山。

季節を変えて再訪した山。

そうした記録を並べて見ることで、管理人がどのように山と付き合ってきたのかが分かってきます。

登山を始めたばかりの人が、少しずつ行動範囲を広げていく。

あるいは、経験を重ねたあとに、また身近な山へ戻ってくる。

そうした変化も、長く続く個人ブログならではの楽しみです。

「すごい山」より「歩きたい山」

naohiro-tozan.netを読んでいると、登山を「どれだけ難しい山へ登ったか」で競うような雰囲気はあまり感じません。

標高の高い山。

危険な山。

長距離の縦走。

そうしたものだけが登山の価値ではなく、

今日歩ける山を歩く。

その山で季節を感じる。

写真を撮る。

そして、その一日を記録する。

そんな山との付き合い方が伝わってきます。

これは、40代以降になって身近な山を楽しみたい登山者などにも、かなり共感しやすいスタイルではないでしょうか。

山を知るための情報ではなく、山へ行くきっかけ

登山情報サイトとして考えると、コースタイムや難易度などが整理されたサイトには及ばない部分もあります。

しかし、個人の山行記録として見ると、その価値は別のところにあります。

写真を見る。

文章を読む。

その人が歩いた道を追う。

すると、「自分もこの山を歩いてみようかな」と思えてくる。

それがこのサイトの一番の魅力なのだと思います。

山のスペックを説明するのではなく、実際に山を歩いた時間を見せる。

その結果として、読者を山へ向かわせる。

naohiro-tozan.netは、派手な山岳写真や難関ルートを前面に押し出すタイプの登山サイトではありません。

身近な山を歩き、そこで見た景色や感じたことを丁寧に残していく。

そうした積み重ねによって、「山へ行く」という行為そのものの楽しさを伝えているサイトだと感じます。

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