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ようこそ スラ男村

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ようこそ スラ男村

低山を歩くことを「山登り」だけで終わらせず、その土地の歴史や伝説、季節、食、観光まで含めて一つの山旅として楽しんでいるブログです。

ブログ自身も「関東近郊の低山を中心に、歴史や伝説、四季折々の魅力などを山旅を通して発信するブログ」と紹介しています。旅のオトモとして息子の「スラ坊」と「なまけたろう」が登場するのも、このブログらしいところです。

一般的な登山ブログなら「どの山に登ったか」が中心になりますが、スラ男村では**「その山へ行って、何を楽しんだのか」**が大きなテーマになっています。

低山の中にあるものを探す山旅

このブログを特徴づけているのは、標高の高い山を目指すことよりも、低山に隠れている面白さを探しているところです。

例えば愛宕山から難台山、吾国山へと歩いた記事では、標高600mにも満たない山々を歩きながら、

  • 新緑
  • 奇岩怪石
  • カタクリ
  • スズラン
  • 天狗伝説
  • ヤマトタケル
  • ブナ林

といった、それぞれの山が持つ個性を拾っています。

つまり、

「低い山だから物足りない」ではなく、「低い山だからこそ、いろいろなものを組み合わせて楽しめる」

という視点があります。

これはサイト全体を読むうえで重要なポイントです。

山だけを目的にしていない

2018年の山旅を振り返った記事では、自分の山旅について「その土地土地にある観光名所や特産物を目的として山に登るというスタイル」が定着したと書いています。本人も「単なる遠回りなんですけど、シックリきています」と表現しています。

この「単なる遠回り」が、このブログの魅力です。

山頂だけが目的なら、もっと効率の良いルートを選べばいい。

けれど、

「せっかくここまで来たのだから、あそこにも寄ってみよう」

「この土地なら、この食べ物も楽しみたい」

「この山に伝説があるなら調べてみよう」

と寄り道していく。

その結果、登山が一日の旅行になっています。

「山旅」という言葉がよく似合う

実際、記事の最後には「○○の山旅、終わりに」という締め方が多く見られます。

三浦アルプスの記事でも、

「山から海へ、仙元山と森戸海岸」

まで含めて一つの山旅として構成されています。

金冠山~達磨山の記事でも、スタート地点を沼津港にして朝食の海の幸を楽しみ、山を歩き、最後はグルメと温泉で締めています。

登山口に着いたところから旅が始まるのではなく、家を出てから帰るまでが山旅。

そういう考え方が感じられます。

「低山だからこそ」という視点がある

このサイトでは、低山に対する評価が一貫しています。

三浦アルプスの記事では「人気の鎌倉エリアのすぐ近くにも関わらず、人は少なく地味な印象」としながら、実際に歩いてみると山深く、町から山、山から海へとつながる面白さがあると紹介しています。

単に「おすすめの低山です」と紹介するのではありません。

「一般的にはこう思われているけれど、実際に歩いてみたら違った」

という発見があります。

この構成が非常に良い。

読者にとっては、

「三浦アルプスって地味な山なのか」

と思って読み始めても、

「そんなに面白い場所なのか」

と印象が変わります。

山の歴史や伝説を拾う

歴史や伝説への関心もかなり強いです。

2019年の総集編では、本人が「低山に眠っている歴史や伝説、信仰などをたどっていくスタイルがぴったりだとわかりました」と書いています。

この「低山に眠っている」という表現が、このブログをよく表しています。

有名な山なら、山そのものが観光資源になっています。

一方、名も知られていないような低山には、

昔話がある。

神社がある。

信仰がある。

土地の歴史がある。

地元でしか知られていない場所がある。

そうしたものを掘り起こしていく。

だから、標高だけでは見えてこない山の価値が記事の中から出てきます。

季節を目的に山を選ぶ

もう一つ特徴的なのが、季節との付き合い方です。

春なら桜。

新緑。

ツツジ。

ミツマタ。

夏なら涼しい場所。

秋なら紅葉。

冬なら雪や霧氷。

2025年の桜の記事では、ソメイヨシノだけではなく、場所や標高を変えることで「サクラ」を一ヶ月間楽しめることに気づいたと書いています。

これは単なる「桜の名所紹介」とは違います。

登山をしているからこそ、季節の移り変わりを標高差で楽しめる。

その発見を、自分の経験から記事にしています。

「見たいもの」から山を選ぶ

このブログでは、

「有名だからこの山へ行く」

という順番だけではありません。

「これが見たい」

「それなら、どこへ行けばいい?」

「この山へ行こう」

という選び方があります。

例えば2025年の金時山では、暑い夏に少しでも涼を求めて「滝が見られる低山」に目を向け、さらに展望も欲しいと考えた結果、金時山を選んでいます。

つまり、山が目的なのではなく、山で体験したいことが先にある

この考え方がサイト全体にあります。

失敗もちゃんと山旅になる

2017年の総集編では、雲取山で計画不足から悔しい思いをしたことも振り返っています。

ここも、このブログの良さです。

すべてが「最高でした!」ではありません。

予定通りにいかない。

思ったより大変だった。

ちょっと無理をしてしまった。

そうした経験も含めて山旅として残っています。

そのため、記事を読んでいる側にも臨場感があります。

成功した山行だけを並べたアルバムではない。

失敗も含めて「そのときの旅」が残っています。

親子登山がサイトに自然に入り込んでいる

息子さんとの山旅も、このサイトの個性です。

2018年の振り返りでは、息子さんと一緒に山旅ができるようになったことを、その年の最も嬉しかったこととして挙げています。

2021年には「親子ハイキングの範囲の拡大」をテーマにし、子どもが歩けるようになったことで行動範囲や山のレベルを上げていったと振り返っています。

現在もプロフィールには「旅のオトモは息子・スラ坊」とあります。

ただし、「子どもと登れる山」という情報サイトになっているわけではありません。

あくまで、

自分の山旅に子どもが加わっていく。

その変化がブログの歴史になっています。

書き手の「好き」がかなり見える

文章の中には、

「ぼくの好きなものがぎゅっと詰め込まれた低山の旅」

「ぼくがねじ込んだ(笑)」

「単なる遠回りなんですけど、シックリきています」

といった、自分の好みや性格がそのまま出てくる表現があります。

ここが企業的な登山メディアとは大きく違います。

「おすすめです」

「魅力があります」

だけで終わらず、

「自分はこれが好きだから、この山へ行った」

という動機が見える。

だから記事に書き手の存在感があります。

ユーモアが文章を軽くしている

文章は比較的詳しいのですが、堅苦しさがありません。

2026年の三床山の記事では、春の花を追いかけるあまり「四身の拳がほしくなる季節」とドラゴンボールのネタを入れています。

金冠山~達磨山の記事では、グルメや温泉まで含めた山旅を「さわやか。」と締めています。

こうした少しふざけた表現が、歴史や地理についての説明が続く記事を読みやすくしています。

詳しいけれど、堅くない。

これは、このブログの文章上の大きな特徴です。

「山の情報」を教えるより「山の楽しみ方」を見せる

スラ男村を登山情報サイトとして見ると、登山口やコースなどの情報もあります。

しかし、本質はそこではないと思います。

このブログが読者に伝えているのは、

「この山の標高は○○mです」

という情報以上に、

「この山へ行ったら、こんな楽しみ方ができますよ」

ということです。

歴史を知る。

花を見る。

海まで歩く。

温泉へ入る。

名物を食べる。

子どもと歩く。

季節を変えて再訪する。

その山の周辺まで含めて楽しむ。

だから「登山の方法」を教えるブログというより、「山へ行きたくなる理由」を作っているブログに近いと思います。

低山を「目的地」に変えている

このサイトの一番大きな魅力は、ここではないでしょうか。

有名な山なら、山そのものが目的になります。

ところが、名前を知らない低山の場合、

「わざわざそこまで行く理由があるの?」

となります。

そこで、

「奇岩がある」

「花が咲く」

「伝説がある」

「海まで歩ける」

「歴史が面白い」

「地元の名物がある」

と、一つひとつの魅力を拾い上げる。

すると、

「この山に行ってみたい」

という理由が生まれます。

これは、低山を紹介するうえで非常に強い方法です。

「山旅」の積み重ねがサイトの個性になる

長くブログを続けることで、書き手自身の登山スタイルも変化しています。

2017年には雲取山で計画不足による悔しい経験があり、2018年には「無謀な計画はしない」ことを意識するようになっています。

その後も親子登山が増え、低山を中心に歴史や季節を楽しむスタイルが定着しています。

つまり記事を読むだけでなく、一人の登山者が年月をかけて自分の登山スタイルを見つけていく過程も見ることができます。

「ようこそ スラ男村」の魅力

このブログを一言で表すなら、

「低山に隠れている面白さを探し、それを山旅として楽しんでいるブログ」

だと思います。

標高の高い山を目指すことだけが登山ではない。

有名な山だけが面白いわけでもない。

その土地に行ってみれば、歴史があり、伝説があり、花があり、食べ物があり、温泉がある。

そこへ山歩きを組み合わせる。

そうすると、ただの低山が一日の旅になる。

そして、その旅を少しユーモラスな文章と写真で残していく。

「山へ登る」という行為を、「その土地を楽しむ旅」まで広げているところが、このブログの最大の魅力だと思います。

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